14年前、2006年の6月5日に当時空手を指導していた高校生の女の子が事故で亡くなった。
16歳だった。
ひき逃げだった。
色々事情があって道場から彼女は足が遠ざかっていた頃だった。
だが高校が受かった報告に来たので一緒に昼飯を食べた。
その時は「また道場きて頑張らなきゃダメだぞ」と説教じみた事を言っていたと思う。
いなくなってから気づく。
何でもっと優しくできなかったのか?
何でもっと分かってやろうとしなかったのか?
何で彼女なりの頑張りを認めてあげれなかったのか?
何で、何で、何で、何で、、、、
葬儀の日、その子が死んだなんて全く実感が湧かなかった。
棺桶の中で眠ってる彼女を見ても、何でここで寝てるんだろうぐらいの感じだった。
告別式が終わり、彼女の遺体を乗せて火葬場へ向かう時に初めて涙が出た。
彼女に会えるのは本当に最後なんだと。
もうこんな思いはしたくない。
今、空手で関わっている子供達には何でも相談してくれるような関係でいたいと思う。
事故の1ケ月ぐらい後に、夢の中でその彼女が出てきた。
道場に普通に「こんにちは」って来て、何故か自分は彼女がもう居なくなるのを知っていて、空手の仲間達に片っ端から連絡して一緒に鍋を食べている。
あの人も呼ばなきゃ、あの人も声かけよう。
彼女がいるのは今しかいないのだから。
けど、突然彼女が「帰ります」と言って立ち上がる。
まだ帰したくない自分は「もうちょっとゆっくりして行きなよ」というのですが、彼女は「もう帰らないといけないので」と言って道場のドアを開けて帰ろうとする。
最後にこちらを振り返り満身の笑顔で「先輩ありがとうございました」と言ってくれた瞬間に目が覚めた。
何がありがとうなんだろう?
未だにずっとその思考がループしている。
日本空手道 友絆塾(ゆうきじゅく)
指導担当 代表・塾長 道上篤二郎
稽古場所 安浦町づくりセンター(広島県呉市安浦町中央4-3-2)
稽古日時 毎週日曜日AM9:30~11:00(3歳~小学6年生)、
AM11:15~12:45(中学生以上)
PM1:00〜3:00(選手稽古)
連絡先 080-9792-2017(道上)
※施設の予約の関係により、稽古場所・日時が変更になる事があります。